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ゴジラ [映画]

遅くなりましたが、水曜日の午前、映画「ゴジラ」を
見に行ってきました。

私にとっては久しぶりの映画鑑賞。
もう夏休み中ということもあって、館内は子供たちが多かったですね。
おそらく~♪レリゴー♪~「アナ雪」目当てとは思いますが。

ゴジラ」は大人が多く、館内は半分も埋まらなかったかな。
私は渡辺謙さんがどういう活躍をしているか見たかったのですが・・・

感想としてはまあ見ても見なくても・・・てところでしょうか(^_^;)

もちろんゴジラは映画館で見たほうが絶対迫力がありますよ!
まービルより巨大になって、画面に全身が入りきらないくらい!(^_^;)
それに建物などの壊れ方が、日本のミニチュアを壊すような「ちゃちさ」が
全くなく、ひじょーにリアル!そりゃそーですよね、
今やVFXCGの時代ですから。
あのゴジラの「ほえ声」は必聴です!
日本のオリジナル版は弦楽器の音を元に作ったらしいですが、
今回のハリウッド版はオリジナルを尊重しつつ、「一声」で
迫力&インパクトある声にしたいと苦心したようです。
これは日本人が聞いても納得!だと思います。
001.jpg
この「ゴジラ」制作した世界的にはまだ無名の監督さん、イギリス人のゴジラオタクだそうで、確かにゴジラに対するリスペクトと愛情は感じられました。
ただなかなか現れない(^_^;)
引っ張って引っ張って「そらきたー!」感を出したかったのでしょうが、
先に空飛ぶ変な怪獣が現れ画面を支配するので、ちょっとストレスはたまります。

あとはストーリーに深みがないのと「だれる」。
もっと上映時間は短くても良かった気がしますね。
渡辺謙さんは最初から最後まで出ずっぱりのいい出演でしたが、
博士」の割に何の役にも立たない(^_^;)

ストーリーの始まりは、今から15年前に起きた日本の原子力発電所壊滅から
始まります。
その原因が日本政府が放射能を食べる「怪獣」を発電所内に隠していた!(^_^;)
→成長して手に負えなくなり、自ら発電所を破壊し逃げたんです。

ぶっとんだ内容ですが、東日本大震災とその後の福島原発を経験している私たち日本人にとってはもはや「ファンタジー」に感じられないんですよ。
その後原発周辺を「立ち入り禁止」にして政府は事実を隠し続け、
立ち入り禁止区域に住んでいた主人公たちが侵入するシーンは
あの時」の情景に重なって、いろいろ考えさせるものでした。

そーなんですよね、ゴジラって放射能を食べて生きている
(でしたっけ?(^_^;)すみません、調べず書いてますm(__)m
だからこそ単なる怪獣映画にならず、現代にも投げかける社会性のあるテーマを
持っているんですが、こういう社会的メッセージを伝えるというが
この映画ではできてないかなあ、なんて思ったのでした。











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岡田准一in「永遠の0」こぼれ話 [映画]

岡田准一主演「永遠の0」が7週連続観客動員1位が判明。日曜日私が2回目行ったからかな?(^_^;)
2回目は話の流れが把握できてるので、ある意味安心して見られました。悪く言えばドキドキ感は減ってしまうのですが、それでも時間は短く感じられました。サザンの主題歌「」がしみますねえ~(;_;)ネットの意見では「戦争物の映画にサザンの曲はあまりに軽すぎる」というのもありましたが、2回以上見るとじわじわしてくるかな。確か桑田さんが自身製作の映画以外に曲を提供したのは
初めてらしいですよ。
永遠の0」←タイトルが絶妙ですね。
数年前書店で目にしたときは
「人間関係か恋愛ものの心理描写ばっかりの小説かな」と思ったものですが、
全く違いました。
今原作者の百田さんの発言が話題になっていますが、まずは先入観持たずに
見たい気持ちがあるなら気軽に行ってほしいなと思います。

はあ〜何度見ても岡田君素晴らしい!宮部に本当にハマってます。(原作読んでる人はイメージが違うらしいですが)
なんていうのかなあ、現在の生存者たちの聞き伝えで確かに当時宮部はいたはずなんですが、当時の人と違う考えと世離れした外見を持った岡田君扮する宮部は夢か幻、人間の良心・希望の象徴のような感じがするんですね。
岡田君は撮影が精神的に辛くて辛くて、監督になるべく早く撮影期間を切り上げてもらうよう頼んだそうです。当時の特攻兵士を疑似体験してるようなもんですから、確かに辛いでしょうね。肉体的にも真夏の奄美大島であの戦闘服姿だったので、死ぬほど暑かったそうです(^_^;)
あとは当時のゼロ戦パイロットに見えるように努力したこと。もちろんゼロ戦パイロットの生存者に話を聞いたり、飛行中の重力を体験するためアクロバット飛行も体験したとか。
彼の言葉で印象的だったのは、再現されたゼロ戦に乗ってみた感想は「美しいけど儚い乗り物」…ほんと、そーだなあ。

永遠の0 [映画]

今日レディースデーに「大ヒット!」(大抵こんな冠言葉がつきますが(^_^;),
この映画は本当らしい)の「永遠の0」を見に行ってきました。
邦画はいずれTVであるので、普通見に行かない私ですが、戦争物なので、大画面の方が迫力があるだろうという期待と、大河ドラマの視聴率でいろいろ言われている岡田准一を見てみたかったのがありました。
というのは、その大河ドラマ「軍師官兵衛」第3回に感動したから。
この回では初恋のおたつだっけ?が殺され、失意の官兵衛が初めは復讐に燃えて、堺への旅で大切なことに気づくみたいな話でした。この中でやたら官兵衛が泣くのですが、(^_^;)高校生らしい(今でいう年代ね(^_^;)ピュアな少年ぽさが出ていいなと思いました。特にじいちゃんに諭されてむくれて泣いてるとことかかわいい♪最後偶然フロイスの説教を聞いて、やっと周りに言われたことを悟る静かな涙も印象的。
いろいろな涙を見れて、やはりこの人はすごい人なんじゃないかと思ったからです。2d1f067cba80eb8599ff4054709e7acc.jpg

で本題の映画ですが。見た後「こんなんじゃいかん。もっとしっかりしないと!」という気になって、鑑賞後買い物せず直帰しました(^_^;)ほんと今生きてる感謝と意味を感じさせてくれます。
戦闘シーンはやはり迫力があって映画館がオススメですよ!たぶんTVで流すと、人工物丸わかりでちゃっちい感じになると思います。きちんと零戦パイロットの方に聞いているので、その方もリアル感に太鼓判を押しています。特に岡田君が零戦に乗っている時、まっすぐ前を向かず周りを見回す所はそれが現実だったので、感心したそう。彼も話を聞いてそれを心がけたそうです。
しかし主役なのに岡田准一の出番が少なーいっ!(T_T)
はっきり言って、三浦春馬の方が出番が多い。せっかくじっくり彼を見たいところで現代のシーンにしょっちゅう切り替わり、集中できないし、散漫になってしまう。ただそんな短い中でも存在感は素晴らしかったです。外見だけでも抜群ですが、それにも増してこの人の存在感!なにげに引き込まれてしまう。三浦春馬なんか足元にも及ばない(ファンの皆さんごめんなさいm(__)mあくまで私見なので)さすが主役だけあります。ネットの意見で現代の孫役は三浦ではなく岡田准一でもよかったのでは?(つまり1人2役)があって、あーそれありかも!と思ってしまいました。じいちゃんが死んだ時と現代の孫の年齢が同じ(26歳)の設定なのでいけますよね?岡田君の2役ならもっと深みが出たかもなあ~なんて。
あとは当たり前ですが、ベテラン俳優さんたちの素晴らしいこと!橋爪功さんと夏八木勲さん(去年亡くなられてますね)はさすがです。橋爪さんは末期ガン役で鼻に酸素チューブをつけてたのですが、私の父も呼吸器系の病気で24時間あのチューブをつけてて、四六時中息苦しそうな感じがそのままでびっくりしました。
映画自体は泣きたい人はオススメです。監督は「ALWAYS3丁目の夕日」の人なので、泣かせは得意らしい。(私はこの手の昔はよかったなあ&ノスタルジーとお涙頂戴ものは好きでないので未だに見てませんが(^_^;)
この映画も初めの夏八木さんが妻の葬儀で膝から崩れて号泣するシーンから、なんか泣かせよう泣かせようと演出過剰な気がしました。現代シーンでもやたらに姉弟らが泣くので、私の場合先に泣かれるとどんどん冷静になってしまう(^_^;)
特に戦争物にありがちな兵士と家族のシーン、しかも絶対赤ん坊付き!(^_^;)はベタな泣かせシーンだなとシラけたのでした。ただそんな中でも岡田君の演技で救われました。赤ちゃんを愛おしそうに「キヨ子、キヨ子」抱くところ!本当に無意識で出たようなささやく感じの言い方が、本当に愛情が感じられてキュ~ンとしましたね。
ラストシーンはネットでは賛否両論な感じみたいですね。私は悪くはないと思います。ただ演出が・・・三浦春馬を号泣させる必要はないだろうと。私ならじいちゃんの存在を思いながら遠い目で空を見つめるとかしますけどね。
それよりその前後だったっけ?の岡田君のどアップの表情は必見!他の若手俳優なら演じられない(あ、綾野剛ならいけるかな?(^_^;)近年邦画史に残る名カット!ここは監督と話し合って「見てる人がどういう意味か考えさせる微笑」にしようと4回撮り直したそうですよ。

私は冷血漢なので、この手の映画でも泣きませんでした。ただ終わり頃の夏八木さんのセリフはぐっときましたね。特に亡くなる前の人からの口だから響いたのかもしれません。
ちょっと気になったのはゼロ戦の空中戦がかっけー!のです。
特に若い世代や男性ほど感じるかも。だから子供たちが悪い意味で戦争に
興味を持たないかと老婆心ながら心配してます。

でもなんだかんだいってもう1回見に行く予定です(^_^;)
皆さんも百聞は一見にしかず。
ご自身でいろいろ感じていただきたいと思います。









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「華麗なるギャツビー」 [映画]

この日曜日にレオナルド・ディカプリオ主演の「華麗なるギャツビー」を見に
行ってきました。
ほとんどの人たちは福山雅治の「真夏の方程式」に並んでいて、「華麗なる~」は日曜日午前中で10人程度だったかな。(^_^;)
なんで見たかったかというと、大昔、学生時代英文学で抜粋を読んだことがあって、
どんな内容だったかなあというのと、あの頃の時代のファッションが好きでして。モボ、モガですね。ちなみに衣装はプラダミウミウが協力しています。女性のメイクで少し気になったのは、眉が太かった。あの頃は針金のように細い眉が流行だったような気がするんですが。
感想は思ったよりよかったです。うん。というより原作を読みたくなりましたね。
この映画はずっとナレーションが入るんですが、その表現がきれいな部分があって、
原作の完成度の高さのおかげでできた映画といった感じです。
監督は「ムーランルージュ」の人で、見てないので比較しようがないのですが、
絢爛豪華なシーン(この映画ではパーティー)の表現がうまいらしい。
でも、こういう名作文学の映画化は製作者側にとってはプレッシャーも
かかって難しいだろうに、よくやったと思います。見た後しんみりしましたもん(^_^;)
この映画のキモはもちろんギャツビーですが、配役はベストだったのかなあとちらと思いました。
レオ様はギャツビーよりまじめな雰囲気なんですね。彼の人の良さが表れてしまうというか。ギャツビーは容姿端麗、野心と実力もあるが得体の知れない不気味さ神秘性も必要。どこか危なさも感じさせる雰囲気が漂うカリスマ性というか・・・なかなか難役だと思います。
ちなみにレオの公私ともに仲のいいトビー・マグワイア(スパイダーマン主役の)が共演してます。
時代は大恐慌前の1920年代、バブル全盛の頃。約20年前のバブルもそうでしたが、人ってお金があると飲めや歌えの乱チキパーティーするのはおんなじ。全然成長してません。(^_^;)興味のある方はチェックしてくださいね。


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やっぱり名画はいいわあ~♪ [映画]

今日平日の午後の真昼間にNHK-BSで「風と共に去りぬ」をしていました。なんてもったいない放映なんだっ!
偶然チャンネルを替えて目に入って、結局最後まで4時間見てしまった(^_^;)
いやあ~やっぱり名作ですね!
あのテーマ音楽とタラの夕焼け(朝焼け?)のシーンで鳥肌が立つ、映画館の大スクリーンで
見るべき名画であります。シネコンでたまには名画放映企画とか
やってくれないかな。やっぱり昔の映画はスクリーン向けですよ。

そして視聴者の年齢や置かれた状況でいつも印象が変わるという珍しい?映画でもあります。

今回私が見た感想は後半のスカーレットとレット・バトラーの心のすれ違い(というかスカーレットの
素直じゃないところ)に見ごたえがあって、素直じゃない私にとってもウルウルきて
「レット、置いてかないで~!!」と共感したのでした。(^_^;)

そしてもしかしたらエリカ様にスカーレット役が似合うかもとも思ったのでした(^_^;)

でも単に高慢チキになってしまうかな。
ビビアン・リーのような自己チューでわがままだけど「気高さ」というのが
出せるかな?

そう、ビビアン・リーがすばらしいっ!
この映画がクランクインしたにも関わらず、ハリウッド中の女優をオーディションしても
スカーレット役が決まらず、あの炎上シーンも代役を立てて撮影していたさなか、
撮影所に現れたビビアン。これだけでドラマチックじゃありませんか!
撮影当時27歳、女性としての美貌も最高の時期。あの片方の眉を吊り上げた
緑色の瞳が美しくも情熱を感じさせます。
その瞳の色に合わせてだったのか、グリーン系のドレスが印象に残り、
とてもよく似合ってました。

そして映画製作前から「彼しかレット役はいない」と周りから言われていた
クラーク・ゲーブルもいいっ!
やっぱり配役は所属事務所の力の強弱で決めちゃいけません!(^_^;)
スカーレットと似たもの同士で、自分に自信があって「オレ様」キャラ。強引で突き放すような
セリフが多く(←最近のドラマでは全然見られなくなった男像(^_^;)1人で生きていける才覚にも
恵まれているんだけど、心からのスカーレットの愛を欲していたというのが
しみじみと感じられました。

NHK-BSではこのような大昔の名画を放映することが多いのですが、
若い世代にも見てもらえるよう、放映前にちょっと予告してほしいですね。
やはりいいものはいいんですから。




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