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永遠の0 [映画]

今日レディースデーに「大ヒット!」(大抵こんな冠言葉がつきますが(^_^;),
この映画は本当らしい)の「永遠の0」を見に行ってきました。
邦画はいずれTVであるので、普通見に行かない私ですが、戦争物なので、大画面の方が迫力があるだろうという期待と、大河ドラマの視聴率でいろいろ言われている岡田准一を見てみたかったのがありました。
というのは、その大河ドラマ「軍師官兵衛」第3回に感動したから。
この回では初恋のおたつだっけ?が殺され、失意の官兵衛が初めは復讐に燃えて、堺への旅で大切なことに気づくみたいな話でした。この中でやたら官兵衛が泣くのですが、(^_^;)高校生らしい(今でいう年代ね(^_^;)ピュアな少年ぽさが出ていいなと思いました。特にじいちゃんに諭されてむくれて泣いてるとことかかわいい♪最後偶然フロイスの説教を聞いて、やっと周りに言われたことを悟る静かな涙も印象的。
いろいろな涙を見れて、やはりこの人はすごい人なんじゃないかと思ったからです。2d1f067cba80eb8599ff4054709e7acc.jpg

で本題の映画ですが。見た後「こんなんじゃいかん。もっとしっかりしないと!」という気になって、鑑賞後買い物せず直帰しました(^_^;)ほんと今生きてる感謝と意味を感じさせてくれます。
戦闘シーンはやはり迫力があって映画館がオススメですよ!たぶんTVで流すと、人工物丸わかりでちゃっちい感じになると思います。きちんと零戦パイロットの方に聞いているので、その方もリアル感に太鼓判を押しています。特に岡田君が零戦に乗っている時、まっすぐ前を向かず周りを見回す所はそれが現実だったので、感心したそう。彼も話を聞いてそれを心がけたそうです。
しかし主役なのに岡田准一の出番が少なーいっ!(T_T)
はっきり言って、三浦春馬の方が出番が多い。せっかくじっくり彼を見たいところで現代のシーンにしょっちゅう切り替わり、集中できないし、散漫になってしまう。ただそんな短い中でも存在感は素晴らしかったです。外見だけでも抜群ですが、それにも増してこの人の存在感!なにげに引き込まれてしまう。三浦春馬なんか足元にも及ばない(ファンの皆さんごめんなさいm(__)mあくまで私見なので)さすが主役だけあります。ネットの意見で現代の孫役は三浦ではなく岡田准一でもよかったのでは?(つまり1人2役)があって、あーそれありかも!と思ってしまいました。じいちゃんが死んだ時と現代の孫の年齢が同じ(26歳)の設定なのでいけますよね?岡田君の2役ならもっと深みが出たかもなあ~なんて。
あとは当たり前ですが、ベテラン俳優さんたちの素晴らしいこと!橋爪功さんと夏八木勲さん(去年亡くなられてますね)はさすがです。橋爪さんは末期ガン役で鼻に酸素チューブをつけてたのですが、私の父も呼吸器系の病気で24時間あのチューブをつけてて、四六時中息苦しそうな感じがそのままでびっくりしました。
映画自体は泣きたい人はオススメです。監督は「ALWAYS3丁目の夕日」の人なので、泣かせは得意らしい。(私はこの手の昔はよかったなあ&ノスタルジーとお涙頂戴ものは好きでないので未だに見てませんが(^_^;)
この映画も初めの夏八木さんが妻の葬儀で膝から崩れて号泣するシーンから、なんか泣かせよう泣かせようと演出過剰な気がしました。現代シーンでもやたらに姉弟らが泣くので、私の場合先に泣かれるとどんどん冷静になってしまう(^_^;)
特に戦争物にありがちな兵士と家族のシーン、しかも絶対赤ん坊付き!(^_^;)はベタな泣かせシーンだなとシラけたのでした。ただそんな中でも岡田君の演技で救われました。赤ちゃんを愛おしそうに「キヨ子、キヨ子」抱くところ!本当に無意識で出たようなささやく感じの言い方が、本当に愛情が感じられてキュ~ンとしましたね。
ラストシーンはネットでは賛否両論な感じみたいですね。私は悪くはないと思います。ただ演出が・・・三浦春馬を号泣させる必要はないだろうと。私ならじいちゃんの存在を思いながら遠い目で空を見つめるとかしますけどね。
それよりその前後だったっけ?の岡田君のどアップの表情は必見!他の若手俳優なら演じられない(あ、綾野剛ならいけるかな?(^_^;)近年邦画史に残る名カット!ここは監督と話し合って「見てる人がどういう意味か考えさせる微笑」にしようと4回撮り直したそうですよ。

私は冷血漢なので、この手の映画でも泣きませんでした。ただ終わり頃の夏八木さんのセリフはぐっときましたね。特に亡くなる前の人からの口だから響いたのかもしれません。
ちょっと気になったのはゼロ戦の空中戦がかっけー!のです。
特に若い世代や男性ほど感じるかも。だから子供たちが悪い意味で戦争に
興味を持たないかと老婆心ながら心配してます。

でもなんだかんだいってもう1回見に行く予定です(^_^;)
皆さんも百聞は一見にしかず。
ご自身でいろいろ感じていただきたいと思います。









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