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「軍師 官兵衛」いやあ~な予感 [エンタメ]

大河ドラマ軍師 官兵衛第30話中国大返し」。
平均視聴率29話の20%近くから15.7%に落ちたのは皆さんもうご存知ですね。

裏でスマップ27時間テレビがあったからとか
言われてますが、この下落はそれだけじゃないと個人的には思っています。

30話「中国大返し」。
軍師 官兵衛」の中では一番の見せ所だったはずです。
が、ネットの意見・感想が ひじょーに少なく
評判が悪い!!

なんといっても中国大返し明智光秀を討つ
山崎の戦いの合戦シーンが全くなかったこと!
これに不満を持った視聴者多数。
私は100人ロケを行った中国大返しシーンも思ったよりなかったのもポカンとしましたけどね(^_^;)
もっと迫力ある全速力で突っ走る大軍のシーンを期待してたんですが。
中国大返しを成功させ、そのままの勢いで攻める秀吉軍の合戦シーンを見たかったんですが・・・

ネットの意見で
「このドラマは大事なところを削り、どうでもいいところを丁寧にやる
という指摘がありました。

そうっ!それ!そのとーりっ!!

そーなんですよ!これはこのドラマ前半からある傾向です。
一番の例が荒木村重の謀反までの話かな。
もちろん官兵衛幽閉する重要人物なので、大事ではあるんですが、
まーほんと長々とご丁寧に心理状態の変化を描いてくれました。
私は恥ずかしながら荒木村重を知らなかったので、謀反までのいきさつや
理由も納得したし、田中哲司さんの熱演も見がいがあったのですが
その間「主役は誰?」と何度感じたことか(^_^;)
脚本家さんがよっぽど荒木村重にご執心なのかなと思ったのですが。
(また再登場しますしね)

もちろん作家さんの主義主張が入っててもかまわないんですが、なんか
エピソードや戦いなど選ぶセンスがないというか・・・
流れ的にもどこが重要でそうでないか見極められないというか
ずれてる」感じがするんですよ。

インタビューなんか聞いてると、岡田君の方がよっぽど
官兵衛歴史的背景をよく理解している印象を受けるんですけどね。

もう1つの意見でそのとーりっ!と思ったのは、
最近の大河ドラマは歴史的有名事件を追いかけるのに精一杯で、 主人公の心理描写などを表す余裕がない
「歴史的事件だけを放送するなら、『歴史秘話ヒストリア』の
再現ドラマで充分。
『ドラマ』なんだから、主人公や登場人物の内面描写を充実させてほしい」

・・・ほんとそーですよね。
歴史的事件の時登場人物たちがどういう思いだったのか?
そこが作家さんたちの「想像」を発揮する腕の見せ所であり
ドラマのキモとも思うんですが・・・

最初に書いた視聴率の低下は
元々見ていた(私も含む)視聴者に戻っただけだと思います。

今後の「軍師 官兵衛」は戦国時代の中でも
ありとあらゆる大事な合戦や人間関係など
ネタの宝庫」です。
しかしどこを取捨選択するか製作者の「センス」も
問われる正念場になるかもしれませんね。


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